日本スポーツウィップ協会 競技規約

【第1条】 

この競技規則は協会で行われる鞭競技で公平かつ正確な記録を計測すること、スポーツを通じ世代を超えた交流の場を作ること、スポーツウィップ好きな人を一人でも多く増やし子供から高齢者まで誰もが気軽に参加できる環境をつくることを目的とする。

この競技規則は、協会が主催、運営する鞭競技に適用される。

【第2条】 服装規定

競技中は、競技の妨げとならないような服装を心がける。

服装については特に制限しませんが、他の方が見て不愉快を感じないような服装でお願いいたします。

ゴーグル、イヤーパット、耳栓の使用は各自の判断に任せるものとするが、それによって競技の

妨げになると審判員が判断した場合は使用を控えるか、もしくは競技を棄権するものとする。

クラッキング競技において、音の発生する靴や装飾具は禁止いたします。

競技会場内でのナイフ、モデルガン、危険物の所持は禁止いたします。

【第3条】 競技種目

第1項 クラス

クラスは大きくターゲットウイップクラス、クラッキングウィップクラス、フリー種目の3種に分類されその中にさらに細かい競技種目を設ける。

競技として記録を計測、管理するのはターゲットウイップクラス、クラッキングウィップクラスの2つに分類されるもののみとし、その競技種目全てに以下の年齢・キャリア別のクラスを設ける。

 キッズクラス・・・3歳〜小学生まで

 ジュニアクラス・・・小学生

 シニアクラス・・・中学生以上 同クラスでの優勝経験3回以下

 セミプロクラス・・・同クラスでの優勝経験3回以上

上に挙げたクラスの中にさらに競技種目ごとに定められた距離別のクラス分けを設ける。


■ターゲットウイップクラス

●シューティングカップ

特徴 標的として置かれた4つのカップを落としきるまでの時間を競う。

クラス距離

キッズクラス:〜4ft、〜6ft、〜8ft、8ft over

ジュニアクラス:〜4ft、〜6ft、〜10ft、〜12ft、12ft over

シニアクラス:〜6ft、〜8ft、〜10ft、〜12ft、〜14ft、14ft over

セミプロクラス:〜8ft、〜12ft、〜14ft、〜16ft、〜18ft、18ft over

計測数

キッズクラス:3回 1回の計測制限時間 5分

ジュニアクラス:3回 1回の計測制限時間 4分

シニアクラス:2回 1回の計測制限時間 3分

セミプロクラス:2回 1回の計測制限時間 3分


●オープンクラック

特徴 三角的の隙間に挟まれた的を狙う。

クラス距離

キッズクラス:〜4ft、〜6ft、〜8ft、8ft over

ジュニアクラス:〜4ft、〜6ft、〜10ft、〜12ft、12ft over

シニアクラス:〜6ft、〜8ft、〜10ft、〜12ft、〜14ft、14ft over

セミプロクラス:〜8ft、〜12ft、〜14ft、〜16ft、〜18ft、18ft over

計測数

キッズクラス:3回 1回の計測制限時間 2分

ジュニアクラス:3回 1回の計測制限時間 1分30秒

シニアクラス:2回 1回の計測制限時間 1分

セミプロクラス:2回 1回の計測制限時間 1分

■クラッキングウイップクラス

●シングルクラッキング

特徴 片手にもった鞭で規定時間内のクラッキングの回数を競う。

クラス距離

キッズクラス:〜4ft、〜6ft、〜8ft、8ft over

ジュニアクラス:〜4ft、〜6ft、〜8ft、8ft over

シニアクラス:〜4ft、〜6ft、〜8ft、〜10ft、10ft over

セミプロクラス:〜4ft、〜6ft、〜8ft、〜10ft、10ft over

計測数: 1回

計測時間: 1分

●ダブルクラッキング

特徴 片手にもった鞭で規定時間内のクラッキングの回数を競う。

クラス距離

キッズクラス:〜4ft、〜6ft、〜8ft、8ft over

ジュニアクラス:〜4ft、〜6ft、〜8ft、8ft over

シニアクラス:〜4ft、〜6ft、〜8ft、〜10ft、10ft over

セミプロクラス:〜4ft、〜6ft、〜8ft、〜10ft、10ft over

計測数: 1回

計測時間: 1分

■フリー種目

特徴 日本鞭競技協会で記録を管理、認定しないフリー種目。

第2項 種目別クラス距離の測定

ターゲットクラスに関してのクラス計測は鞭のエンドグリップからフォール付け根までの長さとする。クラッキングクラスに関してのクラス計測は鞭のエンドグリップからフォール先端までの長さとする。

第3項 年齢・キャリア別の規定

それぞれに適用される年齢とは競技開催日に満何歳であるかを用いる。シニアクラス、セミプロクラスで適用される優勝経験とは協会が主催運営する競技会それぞれでの各クラス最高記録者のことをいう。

キッズクラス、ジュニアクラスに関しての記録を優勝経験数に用いてセミプロクラスへの参加は可能だが、シニアクラスの除外対象にはカウントされないものとする。

【第4条】 競技者の用具

競技に使用する用具は公平な記録計測を進めるために協会認定用具の使用を推奨するが、必ずしもそれを使用しなければいけないというものではない。

協会認定表示のある鞭は当日の検査を免除する。それ以外の鞭を使用する競技者は、事前に協会の審査

を受け審査合格済みタグのついたものを使用するものとする。

もしも、競技直前に使用する鞭が検査を受けていない用具であることが発覚した場合、審査合格済みタグを外したものは、審判員の指示に従いその競技を棄権しなければならない。

本競技規則に違反する用具の使用が発見された競技者は、その得点の全てを失う。

協会認定用具とは、以下に定める基準をクリアし協会の認定検査を受けたものをいう。

競技使用審査と協会認定検査は別のものとする。

第1項 鞭

1.革で外部を編み内部を覆い隠したものとする。ただしハンドル部分はその限りとしない。

2.鞭のコア(芯)の部分にバネなどの本来の力を増幅させるものを使用してはいけない。

3.キーパーから先端にかけて、装飾されたモノの使用は禁止とする。ただし革の色はその限りとしない。

4.トング、フォール、クラッカーなどへは鋲やリング、釘、針金、鉄芯等の鉄製品の使用は認めない。コアのワイヤー使用はその限りとしないが場合によっては禁ずるものもある。

5.鞭としてのしなりを持たないモノは、形状が鞭であっても当協会では鞭とは認めない。

6.ハンドルのキーパー部分にシナリをつける目的で特殊な編みこみをしたものは、ターゲット競技においては使用できないものとするが、クラッキング競技のみ使用を許可する。

7.以下のものは使用できないものとする。

  ブルウィップスタイル鞭でグリップエンドからキーパーまたはしなりが始まる部分までが35cmを超えるもの。

  ストックウィップスタイル鞭でグリップエンドからキーパー部分までが50cmを超えるもの。

  スネイクウィップスタイル鞭でグリップエンドからしなりが始まる部分までが35cmを超えるもの。  フォールがトングの長さを超えるもの。

  作りが粗悪で破損による危険の恐れがあるもの。

  機械などが仕込まれているもの。

  競技に必要ない機能が意図的に仕込まれているもの。

  クラッキング以外の技法で音が鳴るように作られているもの。またはそういった装置が取り付けられたもの。笛などの取り付けも禁止する。

8.グリップエンド、ハンドル、キーパーに高さ15mmを超える鋲やアクセサリーの取り付けを禁止する。鞭を振るときに揺れるアクセサリー、グリップエンドにチェーンやリングなどの装飾用金具が取り付けられているものも基本的に禁止する。協会で審査を受けて承諾を得たものに関してはその限りではない。

第2項 グローブ・プロテクター

1.スリップ、身体の負傷を補う目的のグローブ・プロテクターの使用は認めるが、フォームを矯正する目的のものやファッション的なもので競技の妨げとなりそうなものである場合は使用を控える。審判から指摘があった場合も、すみやかに指示に従うか自らその競技参加を棄権する。

第3項 的

1.シューティングカップ競技に使用される的の素材は、スチールまたはステンレス製で協会公認のものとする。

2.オープンクラック競技に使用される的の素材は、スチロールまたは紙製で協会公認のものとする。

第4項 的の台

1.シューティングカップ競技に用いる台はそれぞれが可動組み立て式とし、台が倒れた場合や、台に鞭が当たってカップが落ちた場合はペナルティーを設ける。

2.オープンクラック競技に用いる台は幅調整が可能な固定式、可動組み立て式のどちらを用いても良いものとし、台が倒れた場合や台に鞭が当たって的が落ちた場合のペナルティーはなくファールとして計測する。

【第5条】 競技場

1.全選手が同一の条件で競技できるとともに、安全が確保できることを心がける。野外の場合、風や気温、天候の変化による状況変化は止むを得ないものとする。

2.的やスタートラインは競技種目に定められた所定の距離とし、安全を確保できる位置に次の競技者の待機ラインを設ける。

3.それぞれの競技場に符号を付ける。

4.ラインテープでそれぞれの距離毎のスタートラインを設ける。

5.得点記録板、成績発表ボードを設ける。

【第6条】 競技会

第1項 競技会参加対象

各種競技会は、協会の会員を対象として行われる。

第2項 参加申込

競技会は実行委員が決めた要項に基づき参加申込をしなければならない。

第3項 予選及び選抜

選手が多くの競技の運営に支障があるときは、抽選などの方法で公平に選抜することができる。

【第7条】 競技

第1項 競技者は、協会が定めた基本動作に基づき競技規則に則り競技を行わなければならない。

第2項 種目別競技は次のように行う。

1.ターゲットの競技における競技

各競技者は、その競技種目に定められた回数の競技計測を受けることができる。

?制限時間はそれぞれの競技とクラスに設けられているのでそれに従うものとする。

?競技者は競技開始5分前までに使用する鞭を審判員に預けスタンバイしていなければいけない。

?競技開始5分前までにスタンバイできていないものは棄権したものとみなされる。審判員が例外と判断したものに限り競技計測順番を最終者とすることができるが、申し出なく再計測時間に間に合わない者に関してはその日一切の競技参加を棄権したものとする。

?競技者は、競技開始の合図があるまで、構えた手を振り上げてはならない。

競技開始の合図前または終了の合図の後に鞭を意図的に振った競技者は計測無効とする。

?競技者は基本的に1本の鞭を使用するものとする。トラブル発生時のスペア鞭への交換はこの限りとしないものとする。

2.クラッキングの競技における競技

各競技者は、その競技種目に定められた計測時間の競技計測を受けることができる。

?制限時間は全クラス共に同一とし、開始、終了のタイミングは審判員の指示に従うものとする。

?競技者は競技開始5分前までに使用する鞭を審判員に預け審査を受け、スタンバイしていなければいけない。

?競技開始5分前までにスタンバイできていないものは棄権したものとみなされる。審判員が例外と判断したものに限り競技計測順番を最終者とすることができるが、申し出なく再計測時間に間に合わない者に関してはその日一切の競技参加を棄権したものとする。

?競技者は、競技開始の合図があるまで、構えた手を振り上げてはならない。

競技開始の合図前または終了の合図の後に鞭を意図的に振った競技者は計測無効とする。

3.競技における合図

スタンバイ 競技開始 5分前 

チェック  鞭の検査

セッティング 競技エリアに入ることが許される 5分

       準備と試し振り

ウェイト   全ての行動を止め競技開始に備える

レディー  準備

ゴー    計測開始



【第8条】 トライアル(試し振り)

競技者はセッティング時に検査終了後の鞭で試し振りすることができる。この際、周囲の安全確認に十分注意する。

【第9条】 競技開始

1.競技者は審判員のウェイトの合図で全ての行動を止め競技開始に備えた姿勢で構えなければいけない。

2.競技者は審判員のゴーの合図で競技を開始する。

【第10条】 計測

第1項 シューティングカップ

1.計測は各ラウンド毎に行う。

2.審判が計測を得点板に記入し、選手が確認する。

3.シューティングカップでラウンドの計測回数全てがファールとなった場合は測定不可として記載されます。

4.台を当ててカップが落ちた場合、プラス30秒のペナルティーが加算され競技は続行されます。 

5.台を倒してカップが落ちた場合、プラス60秒のペナルティーが加算され競技は続行されます。

6.ラインオーバーでカップを落とした場合、その都度プラス60秒のペナルティーが加算され競技は続行されます。

第2項 オープンクラック

1.計測は各ラウンド毎に行う。

2.審判が計測を得点板に記入し、選手が確認する。

3.オープンクラックでラウンドの計測回数全てがファールとなった場合は1つ前のラウンドの記録を最高記録とし競技者は次のラウンドには進めないものとします。

4.台を当てて的が落ちた場合、台が倒れた場合はそのラウンドはファールとして記録されます。 

5.ラインオーバーで的を落とした場合、そのラウンドはファールとして記録されます。

第3項 シングルクラッキング

1.シングルクラッキングでは1本の鞭を使用します。

2.計測は2人の計測員によって計測されその平均を出し小数点以下は切り下げとする。

3.審判が計測を得点板に記入し、選手が確認する。

4.計測中にフォール、クラッカー等が切れ競技を中断した場合は、そこまで計測されたカウントが適用されます。

5.競技中、鞭が手から離れ地面に落下した場合は失格とします。但し鞭の左右持ち替えはこの限りとしない。 

6.競技中、掛け声や独り言、足踏み、手や身体を叩くなどの音を発する行為は計測員の妨げとなるため禁止します。

第4項 ダブルクラッキング

1.ダブルクラッキングでは2本の鞭を使用します。

2.計測は2人の計測員によって計測されその平均を出し小数点以下は切り下げとする。

3.審判が計測を得点板に記入し、選手が確認する。

4.計測中にフォール、クラッカー等が切れ競技を中断した場合は、そこまで計測されたカウントが適用されます。

5.競技中、鞭が手から離れ地面に落下した場合は失格とします。

6.競技中、掛け声や独り言、足踏み、手や身体を叩くなどの音を発する行為は計測員の妨げとなるため禁止します。


【第11条】 順位の確認と表示

1.競技の結果の順位の確認は、記録表に審判員が確認のサインをし、実行委員長に提出する。

2.実行委員長が、承認の上、最終順位の発表をする。

【第12条】 プレイオフ

1.順位の決定にあたり、同点者があるときは共に同じ順位とする。但しフリー種目はこの限りとしない。

【第13条】 抗議

1.競技者の参加資格および競技会運営上の抗議には、実行委員長が裁定する。

2.計測に関する抗議には審判員が実行委員長と協議のうえ裁定する。

3.審判員と実行委員の裁定できない抗議は協会にて裁定する。

【第14条】 失格

つぎの行為を行った場合は失格となる。

1.故意に競技規則に違反したと認められる時。

2.審判員が危険と判断した行為があった場合。

3.社会人としてのモラルに逸脱した行為があった場合。

4.協議の運営、進行の妨げとなる行為があった場合。

5.競技規則に定める禁止行為を行った場合。

【第15条】 禁止行為

1.協会の秩序を乱し、審判員の注意、制止を聞かなかった場合。

2.他人になりすます行為、その他偽りの住所、氏名等を使用する行為。

3.法令に違反する行為または違反するおそれのある行為。

4.実行委員会へ無許可での営利行為、それを目的とした競技への参加の禁止。

5.宗教団体、マルチ商法などの特定団体への勧誘行為の禁止。

【第16条】 審判

実行委員会が選定し任命する。

【第17条】 附則

1.協会では競技会を他の競技団体と行うことができる。投げ輪、ウエスタン、乗馬、チアリーディング、その他。

2.大会では、ギャラリーや初心者向けの体験コーナーを設置し、さらなる普及につとめる。


◆キッズ、ジュニアクラス 規約

1.キッズ、ジュニアクラスの構成

 キッズクラスは3才から小学校入学までの男女とする。

 ジュニアクラスは小学1年生から6年生までの男女とする(中学生以上は一般のシニアクラスとする)。

2.キッズ、ジュニアクラスのルール

・保護者同伴での参加が絶対条件とする。会場で保護者同伴でない事が判り次第失格とする。代理人はその事を実行委員会に自ら申し出る事とする。

・競技参加時または待機中に他の参加者の妨げとなる行為、参加が本人の意思と見れない場合は審判員の判断で失格とする。

その他の項目は、競技規約の定めるものとする。

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